お茶の種子島松寿園

美味しく安全なお茶を育む

伝統百年の茶園 種子島松寿園

温暖で風光明媚な鹿児島県・種子島。「日本一早い新茶の里」として知られ、一足早い春が訪れます。心地よい海風に揺られ、一面に漂う朝霧に包まれながら、旨味を高める茶葉。自然の恵みを十分に受け、大切に摘まれた新芽は「香り」や「品種」の特徴が一層引き立つ浅蒸し製法によって、極上の形に仕上げられます。
早春を想わせる鮮やかな香りのお茶「種子島茶」を、ぜひお楽しみください。

種子島松寿園のご案内

美味しく安全なお茶を育む
「伝統百年の茶園」

種子島松寿園は、温暖で風光明媚な種子島の北部にあります。
この地は、海風がミネラル分を運び朝霧が発生するという土地で、お茶が美味しく育つ条件を揃えた環境です。明治42年、美味しいお茶ができる土地を探し求めていた静岡の先人が、この地へ移住して以来、家族代々茶業を営んでおります。当園では自分たちが真心込めて育てた茶葉を使用して、 ブレンド・袋詰めまで一貫してお茶の製造を行っています。
自信を持って、安心・安全な美味しいお茶をお届けします。

園主ご挨拶

百年以上代々受け継がれてきた「静岡より伝承されたお茶の土地を守りたい」という思いから、家業である茶業を継ぎました。種子島の協同荒茶工場にも出役し組合長も努めましたが、百年の歴史がありながら「種子島茶」の知名度が全く無いことに憤りを感じていました。
種子島の茶業が荒茶流通一辺倒だったことを疑問視し、平成二十四年より「種子島松寿園」で、家族と共にお茶の小売を開始。また、物産展や商談会などに出向いては、種子島茶のPRや各種大会に出品(賞も頂きました)し、普及活動を行ってまいりました。現在、少しづつですが「種子島茶」の知名度と美味しさが浸透しつつあると感じています。

先代の言葉とお茶作り

お茶作りを行う上で、先代が言っていた2つの言葉を大事にしています。一つは「開拓者魂を持て」です。いつもチャレンジと思い、種子島の特徴を活かした独自の品種を開発し育てています。もう一つは「100点の原料で製造すれば、80点のものはできても、120点のものはできない」です。美味しいお茶はより良い原料からしかできないため、しっかりした栽培管理を心がけています。

お茶作りの原動力

「お客様がお茶を美味しいと言ってくれた時」「お客様が遠方より遥々と訪ねて来られた時」この瞬間が、私にとってのお茶作りの原動力となります。
当園のお茶を心待ちにしてくださっているお客様の喜ぶ顔を常に想像しながら、より美味しいお茶を作るための鋭意努力を惜しまず、日々の業務にあたっています。

松寿の母樹

百年以上代々受け継がれてきた「静岡より伝承されたお茶の土地を守りたい」という思いから、家業である茶業を継ぎました。種子島の協同荒茶工場にも出役し組合長も努めましたが、百年の歴史がありながら「種子島茶」の知名度が全く無いことに憤りを感じていました。
種子島の茶業が荒茶流通一辺倒だったことを疑問視し、平成二十四年より「種子島松寿園」で、家族と共にお茶の小売を開始。また、物産展や商談会などに出向いては、種子島茶のPRや各種大会に出品(賞も頂きました)し、普及活動を行ってまいりました。現在、少しづつですが「種子島茶」の知名度と美味しさが浸透しつつあると感じています。

先代の言葉とお茶作り

お茶作りを行う上で、先代が言っていた2つの言葉を大事にしています。一つは「開拓者魂を持て」です。いつもチャレンジと思い、種子島の特徴を活かした独自の品種を開発し育てています。もう一つは「100点の原料で製造すれば、80点のものはできても、120点のものはできない」です。美味しいお茶はより良い原料からしかできないため、しっかりした栽培管理を心がけています。

お茶作りの原動力

「お客様がお茶を美味しいと言ってくれた時」「お客様が遠方より遥々と訪ねて来られた時」この瞬間が、私にとってのお茶作りの原動力となります。
当園のお茶を心待ちにしてくださっているお客様の喜ぶ顔を常に想像しながら、より美味しいお茶を作るための鋭意努力を惜しまず、日々の業務にあたっています。

お茶を作り続けること

茶業を続けていると、なかなかうまくいかないこともありますが、茶葉がスクスク伸びる光景に励まされ、
夢を託そうという思いになります。また、やればやっただけ返ってきますし、結果を踏まえて作業工程にフィードバックできることがこの仕事の面白味だと感じています。だから、納得のいくお茶ができたときは喜びもひとしおです。より納得のいく栽培方法と経営管理を通して、お客様に喜びを与えられるような仕事を続けたいと考えています。

種子島松寿園 園主 松下 栄市

松寿の母樹

種子島松寿園名の由来

種子島固有の希少種「松寿」は、当園が品種登録を行ったものです。
松寿という名前は篤姫の叔母にあたる種子島家の女殿様と呼ばれる松寿院様にちなんで名付けました。
「松寿」ベースにお茶の栽培を行っているため、当茶園の名を「種子島松寿園」としました。

松寿園のお茶作りのこだわり

植物に精が宿っていると言われますが、お茶の樹もそうだと思っています。
毎日茶園に足を運び、語らい掛けながら、その時々のこだわりのお茶作りを心がけています。

品種

種子島は「日本一早い新茶の里」として知られています。この地の利を活かし、当園が品種登録をした「松寿」や島固有品種の「くりわたせ」など、早く芽吹く品種(極早生種〜早生種)を栽培していいます。 春まだ浅い3月から摘採し、走り新茶として出荷するため、早春を想わせるような香り(風味)に特徴があります。

農法

茶樹の状態、土の状態(土壌分析)を見ながら、適期の管理作業・施肥作業をしています。 新茶(一番茶〜二番茶)には農薬を使用しない減農業農法を採用。 茶樹の状態を観察しながら必要に応じて防除作業をしています。

製法

良質の茶生産を心がけ、適期摘採による若い芽を「浅蒸し製法」で製造しています。浅蒸し茶は、お茶の水の色が「黄金色」になり、さらっとした爽やかな味わいで、お茶本来の香り(風味)が楽しめます。一方の深蒸し茶はお茶本来の香り(風味)が消えてしまいます。当園は、品種の特徴を活かしたお茶作りを行っています。

品質・品質管理

当茶園より品質重視で摘み取った、納得のいくお茶だけを取り扱っています。 製造過程では、機械だけに頼らず最終的に目視によって異物の混入を防ぎ、品質を保持。 保管方法は、年間を通し低温貯蔵を行い、品質の劣化を防いでいます。

受賞歴

百年の歴史がある種子島茶の美味しさと魅力を、より多くの方に知ってもらいたい。
そんな思いで積極的に各種大会やコンテストに出品しています。

平成25年11月

かごしまうまい茶グランプリ2013グランプリ受賞

平成27年10月

熊毛郡特産品コンクール優秀賞受賞

平成30年

日本茶AWARD2018審査員奨励賞受賞

令和3年

パリの日本茶コンクール2021~2022 銅賞受賞

認定・指定

百年の歴史がある種子島茶の美味しさと魅力を、より多くの方に知ってもらいたい。
そんな思いで積極的に各種大会やコンテストに出品しています。

平成24年9月

かごしま標章茶認定

平成25年3月

かごしまブランド産品指定

平成26年9月

かごしま標章茶認定

平成27年3月

かごしまブランド産品認定

令和3年9月

かごしま標章茶認定

令和4年3月

かごしまブランド産品認定

共に働く家族紹介

栄市(四代目)

1951年1月生まれで、5人姉弟の4番目(上は姉ばかり)です。
農業改良技術者養成所を出て、1976年に帰郷・就農し、共同荒茶工場(組合)にも出役。
35才より組合の経理を15年担当し、その後、組合長を4期12年間努め、長男と入れ替わる形で退任しました。
平成23年より、ふるさと応援隊として、また県指導農業士(主に新規就農者の相談役)としても活動しています。

剛(五代目)

1981年生まれの長男。
2009年1月、経営継承のため鹿児島よりUターンし、栽培管理・加工技術取得のため2〜3年見習いをしていました。
現在は、荒茶加工組合で加工・摘採機整備を任され、人懐っこさで人気者です。
有機栽培を目指して栽培方法を模索中で、当園のネット関係を担当しています。

和美(栄市の妻)

種子島の南部にある南種子町島間生まれで1975年に入籍。
毎日頑張って仕事と家事をこなしています。家族で一番元気かもしれません。
よく働く優しい妻です。

種子島のお茶

温暖で風光明媚な種子島は「日本一早い新茶の里」として知られています。
心地よい海風に揺られ、一面に漂う朝霧に包まれながら美味しく育った、種子島のお茶の魅力についてふれていきます。

日本一早い走り新茶
「種子島茶」

明治42年、静岡から種子島の古田地区に移り住んだ私どもの先祖によって種子島のお茶作りは始まりました。今では、他の産地よりも20日ほど早く新茶が出荷され「日本一早い新茶の里」として、注目を浴びるようになっています。

香り、味わい

種子島茶は、海風に揺られ朝霧が発生する環境で、ミネラル分やマイナスイオンを浴びながら育った茶葉の新芽を、「香り」や「品種の特徴」が一層引き立つ浅蒸し製法で作ります。早春を想わせるようなスッキリとした上品な香りと、甘くまろやかな味わいが特徴です。

「百年の技術」
  が生んだお茶

歴史と風土などの環境が、お茶の適地と判断した先祖の想いで、毎年美味しいお茶が収穫されています。お茶の技術を余すことなく注ぎ込んだ「秘伝の百年茶」を、どうぞお楽しみください。

種子島のお茶

温暖で風光明媚な種子島は「日本一早い新茶の里」として知られています。
心地よい海風に揺られ、一面に漂う朝霧に包まれながら美味しく育った、種子島のお茶の魅力についてふれていきます。

日本一早い走り新茶
「種子島茶」

明治42年、静岡から種子島の古田地区に移り住んだ私どもの先祖によって種子島のお茶作りは始まりました。今では、他の産地よりも20日ほど早く新茶が出荷され「日本一早い新茶の里」として、注目を浴びるようになっています。

香り、味わい

種子島茶は、海風に揺られ朝霧が発生する環境で、ミネラル分やマイナスイオンを浴びながら育った茶葉の新芽を、「香り」や「品種の特徴」が一層引き立つ浅蒸し製法で作ります。早春を想わせるようなスッキリとした上品な香りと、甘くまろやかな味わいが特徴です。

「百年の技術」
が生んだお茶

歴史と風土などの環境が、お茶の適地と判断した先祖の想いで、毎年美味しいお茶が収穫されています。お茶の技術を余すことなく注ぎ込んだ「秘伝の百年茶」を、どうぞお楽しみください。

松寿園のおすすめ商品

希少種子島茶「松寿」

ほのかに香るミルクともバニラとも感じられる風味があり、他の品種にはない甘味あります。

特選たねがしま茶

種子島でしか栽培されていない緑茶品種などを厳選・ブレンドし、甘くまろやかでコクのある味に仕上げました。

味わい島茶セット

種子島で採れたまろやかな緑茶とスッキリとした紅茶、風味豊かな生姜紅茶をティーバッグにしました。

ふんまつ緑茶

松寿をベースにブレンドした茶葉を粉末にしました。水・お湯に溶かすだけで、豊かな香りをお楽しみいただけます。

ティーバッグ緑茶

すっきりとしてコクのある、のどごしの良いお茶を手軽にお飲みいただけるようにティーバッグにしました。

和紅茶

緑茶品種の茶葉を紅茶に仕上げ、数種類をブレンドしティーバッグにしました。渋みが少なく優しい甘みです。

松寿園のおすすめ商品

希少種子島茶「松寿」

ほのかに香るミルクともバニラとも感じられる風味があり、他の品種にはない甘味あります。

特選たねがしま茶

種子島でしか栽培されていない緑茶品種などを厳選・ブレンドし、甘くまろやかでコクのある味に仕上げました。

味わい島茶セット

種子島で採れたまろやかな緑茶とスッキリとした紅茶、風味豊かな生姜紅茶をティーバッグにしました。

ふんまつ緑茶

松寿をベースにブレンドした茶葉を粉末にしました。水・お湯に溶かすだけで、豊かな香りをお楽しみいただけます。

ティーバッグ緑茶

すっきりとしてコクのある、のどごしの良いお茶を手軽にお飲みいただけるようにティーバッグにしました。

和紅茶

緑茶品種の茶葉を紅茶に仕上げ、数種類をブレンドしティーバッグにしました。渋みが少なく優しい甘みです。

製造工程

当園では、約30〜40秒の短い時間で蒸す「浅蒸し製法」を使用しています。

蒸し

お茶の葉は、酸化酵素の働きで摘んですぐ発酵が始まります。蒸しはその酸化酵素の活性を止めることが第一の目的です。
また蒸すことにより生葉の青臭さを取り除き緑茶独特の香味が引き出されます。
そして、蒸しは葉を柔らかく柔軟性を持たせて揉みやすくすることも目的です。

精揉

精揉機で茶葉を揉み込みながら、さらに水分を飛ばし、形状を細くしていきます。お茶の葉特有の形を作る大事な工程です。

粗揉

茶葉の内部の水分を飛ばすため、粗揉機を使って茶葉を強く揉みながら熱風を当てます。

乾燥

茶葉が長期間の貯蔵にも耐えられるように、また香りを高めるため、乾燥機で茶葉に熱風を当て、水分量が5%程度になるよう十分に乾燥させます。この段階のお茶を「荒茶」と呼びます。

揉捻

茶葉の成分を出やすくし水分を均質にするため、揉捻機を使い熱を加えずパンの生地をこねるように揉みます。

仕分け

荒茶の状態は、茶葉の大きさがバラバラなので、ふるい分けを行い大きさや形を揃え、見た目を良くします。

中揉

茶葉の表面に浮き出てきた水分を飛ばし葉の形を整えるため、中揉機のドラムを回転させながら転がすように茶葉を揉みます。

製造工程

当園では、約30〜40秒の短い時間で蒸す「浅蒸し製法」を使用しています。

蒸し

お茶の葉は、酸化酵素の働きで摘んですぐ発酵が始まります。蒸しはその酸化酵素の活性を止めることが第一の目的です。
また蒸すことにより生葉の青臭さを取り除き緑茶独特の香味が引き出されます。
そして、蒸しは葉を柔らかく柔軟性を持たせて揉みやすくすることも目的です。

粗揉

茶葉の内部の水分を飛ばすため、粗揉機を使って茶葉を強く揉みながら熱風を当てます。

揉捻

茶葉の成分を出やすくし水分を均質にするため、揉捻機を使い熱を加えずパンの生地をこねるように揉みます。

中揉

茶葉の表面に浮き出てきた水分を飛ばし葉の形を整えるため、中揉機のドラムを回転させながら転がすように茶葉を揉みます。

精揉

精揉機で茶葉を揉み込みながら、さらに水分を飛ばし、形状を細くしていきます。お茶の葉特有の形を作る大事な工程です。

乾燥

茶葉が長期間の貯蔵にも耐えられるように、また香りを高めるため、乾燥機で茶葉に熱風を当て、水分量が5%程度になるよう十分に乾燥させます。この段階のお茶を「荒茶」と呼びます。

仕分け

荒茶の状態は、茶葉の大きさがバラバラなので、ふるい分けを行い大きさや形を揃え、見た目を良くします。

栽培品種

松寿、くりわたせ、つゆみどり、みねゆたか、さえみどり、さきみどり、やぶきた

当園作出品種

当園が作出した、種子島にしかないお茶の品種をご紹介いたします。

●松寿(品種登録:第5952号 平成8年3月18日)
●みねゆたか(品種登録:第4835号 平成8年1月19日)
●その他の育成種:しまみどり、つゆみどり

種子島松寿園概要

園   名

種子島松寿園(たねがしましょうじゅえん)

住   所

〒891-3431 鹿児島県西之表市古田1101

営 業 時 間

8:00〜21:00

休 業 日

不定休

連 絡 先

TEL/FAX 0997-23-8477

栽 培 面 積

485a(茶)

※仕事の都合上電話に出られない場合がございます。メールでのご連絡も受け付けております。

Copyright ©Tanegashima shoujuen